医療ドラマあるある!看護師が思わずツッコむ爆笑シーン10選
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医療ドラマは感動と興奮を与えてくれるエンターテイメントですが、看護師の目線で見ると「それはないでしょ!」と思わずツッコミたくなるシーンも満載です。今回は、医療ドラマでよく見かける、看護師が共感しつつも笑ってしまうツッコミどころ満載のシーンを厳選してご紹介します。

医療ドラマのココが変!?看護師がツッコむあるあるシーン

登場人物が常に同じメンバー

医療ドラマを見ていると、「またこの人たちだ!」と思ってしまうこと、ありませんか?

いつも同じ医師や看護師が、まるで病院の全スタッフであるかのように、様々な患者さんの対応に当たっていますよね。

もちろん、ドラマの尺やストーリーの都合上、登場人物を絞る必要があるのは理解できます。

しかし、現実の医療現場はもっと多くの医療従事者によって支えられています。

大病院であれば、各科に何十人もの医師や看護師が所属しているのが普通です。

ドラマのように、いつも同じ顔ぶれが最前線で活躍しているというのは、少し不自然に感じてしまいます。

もちろん、特定の患者さんをチームで担当する場合はありますが、毎回同じメンバーが全ての患者さんを診るというのは、現実離れしていると言えるでしょう。

特に、救急外来や集中治療室など、専門性の高い部署では、それぞれの分野に特化したスタッフが配置されているため、ドラマのような状況は考えにくいです。

ドラマはあくまでフィクションとして、割り切って楽しむのが一番ですね。

急患が多すぎ問題

医療ドラマを見ていると、まるで毎日がクライマックスの連続!

次から次へと、困難な症例や重篤な急患が運び込まれてくるシーンは、視聴者を引き込むための定番演出です。

もちろん、現実の医療現場も決して楽ではありません。

しかし、ドラマのように、毎日のように生死に関わるような患者さんが運ばれてくるというのは、少し誇張されていると言えるでしょう。

実際には、風邪や腹痛といった軽症の患者さんも多く、緊急性の高い患者さんばかりではありません。

また、重症患者さんの場合でも、ドラマのように劇的な展開になるケースは稀です。

もちろん、医療現場では予断を許さない状況も多々ありますが、ドラマのような非日常的な出来事が常に起こっているわけではありません。

医療ドラマは、視聴者の感情を揺さぶるために、ストーリーをドラマチックに演出していることを理解しておく必要があります。

現実の医療現場は、もっと地道で、コツコツと患者さんと向き合っている時間の方が長いのです。

ドラマのような展開を期待するのではなく、医療従事者の日々の努力に目を向けることが大切ですね。

恋愛模様は必須!?

医療ドラマには、医師と看護師、患者さんと看護師など、様々な恋愛要素が盛り込まれていることが多いですよね。

もちろん、職場恋愛がないわけではありませんし、病院という特殊な環境で、お互いを支え合う中で恋愛感情が芽生えることもあるでしょう。

しかし、ドラマのように頻繁に恋愛関係に発展するかというと、それは少し違うかもしれません。

医療現場は、人の命に関わる仕事であり、常に緊張感と責任感が求められます。

恋愛に夢中になっている暇はない、というのが正直なところではないでしょうか。

また、医療従事者は、患者さんのプライバシーを守る義務があり、個人的な感情を持ち込むことは許されません。

ドラマでは、恋愛関係がストーリーを盛り上げるための要素として利用されますが、現実の医療現場では、仕事とプライベートをしっかりと区別することが求められます。

もちろん、恋愛は自由ですが、患者さんのことを第一に考え、プロフェッショナルな姿勢を保つことが大切です。

医療ドラマの恋愛模様は、あくまでエンターテイメントとして楽しむのが良いでしょう。

ありえない手術シーン

手術室に病棟看護師!?

医療ドラマの手術シーンで、病棟勤務の看護師が手術室に入り、

あたかも手術の助手をしているかのような描写を見かけることがあります。

しかし、実際には、手術室には専門のトレーニングを受けた手術室看護師が配置されています。

手術室看護師は、手術に必要な器具の準備や、医師のサポート、患者さんの状態観察など、

手術が円滑に進むように様々な役割を担っています。

病棟看護師が手術室に入ることは、全くないわけではありません。

例えば、手術前の患者さんの状態確認や、手術後の患者さんの搬送などを手伝うことはあります。

しかし、手術中にメインで手術に関わることは、ほとんどないでしょう。

手術室は、感染症のリスクが高いため、出入りが厳しく制限されています。

手術室看護師以外のスタッフが頻繁に出入りすることは、衛生管理上好ましくありません。

医療ドラマは、手術室の専門性を軽視している、と言えるかもしれません。

よりリアルな手術シーンを再現するためには、手術室看護師の役割を正しく描写することが重要です。

執刀医が多すぎる

医療ドラマの手術シーンでは、複数の医師が同時にメスを握り、

あたかも全員が執刀医であるかのように描かれることがあります。

しかし、実際には、手術の執刀医は基本的に1人です。

もちろん、助手として複数の医師が参加することはありますが、

全員が同じようにメスを握ることはありません。

執刀医は、手術全体の責任を負い、手術の進行をコントロールします。

助手は、執刀医の指示に従い、手術のサポートを行います。

複数の医師が同時にメスを握ると、手術の精度が低下する可能性があります。

また、責任の所在が曖昧になり、トラブルの原因になることもあります。

医療ドラマは、手術シーンを盛り上げるために、

複数の医師がメスを握るという演出をしているのかもしれません。

しかし、実際の手術では、執刀医の役割が非常に重要であり、

助手の役割も、執刀医をサポートするために不可欠です。

よりリアルな手術シーンを再現するためには、

執刀医と助手の役割を明確に描写することが重要です。

手術中の会話が多すぎる

医療ドラマの手術シーンでは、医師や看護師が手術中に頻繁に会話をしている場面がよく見られます。

緊迫した状況を演出するためかもしれませんが、実際の手術室では、無駄口を叩いている暇はありません。

手術中は、患者さんの命に関わる重要な局面が連続します。

医師や看護師は、常に集中力を維持し、迅速かつ正確な判断を下さなければなりません。

必要な情報伝達は行いますが、雑談をしている余裕はないのです。

手術室では、医師や看護師が、手術の進行状況や患者さんの状態について、的確な情報を共有することが重要です。

しかし、それはあくまで必要な情報であり、個人的な話や冗談を言い合っている暇はありません。

手術中の会話は、手術の集中力を妨げ、ミスを引き起こす原因にもなりかねません。

医療ドラマは、手術シーンをドラマチックに演出するために、会話を多用しているのかもしれません。

しかし、実際の手術室では、静寂の中で、医師や看護師がそれぞれの役割を黙々とこなしているのです。

よりリアルな手術シーンを再現するためには、手術中の会話を必要最小限に抑え、緊張感を演出することが重要です。

休憩シーンの謎

屋上に行きがち

医療ドラマを見ていると、悩みを抱えた医師や看護師が、なぜか屋上で黄昏れているシーンをよく見かけます。

屋上は、ドラマの定番のロケーションとして、よく利用されますよね。

しかし、現実の病院に屋上があるとは限りませんし、屋上があったとしても、

ドラマのように自由に出入りできるとは限りません。

病院の屋上は、安全管理上の理由から、関係者以外立ち入り禁止になっていることが多いです。

また、医療従事者は、休憩時間も少ないため、屋上でゆっくりと黄昏れている余裕はないでしょう。

休憩時間は、食事をしたり、仮眠をとったり、記録を整理したりと、

やるべきことがたくさんあります。

屋上で黄昏れている暇があれば、少しでも体を休めたいというのが本音ではないでしょうか。

医療ドラマは、屋上というロケーションを利用して、

登場人物の心情を表現しようとしているのかもしれません。

しかし、現実の医療現場では、屋上はあまり利用されない場所です。

よりリアルな休憩シーンを再現するためには、

医療従事者が休憩時間に何をしているのか、具体的に描写することが重要です。

休憩室がいつも和気あいあい

医療ドラマでは、休憩室でスタッフが談笑しているシーンがよくありますが、

実際には、疲れてぐったりしているか、仮眠をとっている人が多いのではないでしょうか。

医療現場は、常に緊張感が高く、体力も精神力も消耗します。

休憩時間は、少しでも体を休め、リフレッシュするための貴重な時間です。

休憩室で談笑する元気がある人は、ほんの一握りかもしれません。

多くの医療従事者は、休憩時間には、静かに目を閉じ、

疲れを癒しているのではないでしょうか。

中には、仮眠をとる人もいるでしょう。

医療ドラマは、休憩室の和やかな雰囲気を演出することで、

医療現場の人間関係の良さをアピールしようとしているのかもしれません。

しかし、現実の休憩室は、もっと静かで、落ち着いた雰囲気です。

よりリアルな休憩シーンを再現するためには、

医療従事者が休憩時間に何をしているのか、具体的に描写することが重要です。

疲れた表情で、ぐったりと休んでいる医療従事者の姿を描写することで、

医療現場の過酷さをよりリアルに伝えることができるでしょう。

常にフルメイク

医療ドラマに登場する看護師は、いつもばっちりメイクで、

髪型も完璧にセットされていることが多いですよね。

しかし、医療現場は清潔が第一であり、感染症のリスクを避けるため、

看護師は基本的に薄化粧です。

濃いメイクは、汗や皮脂で崩れやすく、不衛生になる可能性があります。

また、香水なども、患者さんのアレルギーを引き起こす可能性があるため、

控えるのがマナーです。

ヘアスタイルも同様で、邪魔にならないように、

きちんとまとめるのが基本です。

長い髪は、ゴムで束ねたり、帽子を被ったりします。

医療ドラマは、看護師の華やかな外見を演出することで、

視聴者を引きつけようとしているのかもしれません。

しかし、現実の看護師は、清潔感を重視し、

患者さんに安心感を与えるような身だしなみを心がけています。

よりリアルな医療ドラマを制作するためには、

看護師のメイクやヘアスタイルを、現実の医療現場に合わせることが重要です。

患者さんの急変と驚異的な回復

心電図モニターの効果音

医療ドラマでは、患者さんの容態が急変する際に、心電図モニターの音がけたたましく鳴り響くシーンがよくあります。

しかし、ドラマで使われる心電図モニターの音は、単調で、実際のものとは少し異なります。

実際には、心電図モニターには様々な種類があり、

異常の種類によって異なる音が鳴ります。

例えば、心室細動の場合は、非常に速いリズムで音が鳴り、

無脈性電気活動の場合は、ゆっくりとしたリズムで音が鳴ります。

医療従事者は、心電図モニターの音を聞き分けることで、

患者さんの状態を把握し、迅速に対応することができます。

医療ドラマは、心電図モニターの音を単調にすることで、

視聴者に分かりやすく、緊急事態を伝えようとしているのかもしれません。

しかし、実際には、心電図モニターの音は、非常に多くの情報を含んでいます。

よりリアルな医療ドラマを制作するためには、

心電図モニターの音の種類を増やし、

それぞれの音の意味を解説することが重要です。

患者さんの回復が早すぎる

医療ドラマを見ていると、重篤な状態だった患者さんが、

次のシーンではケロッとして、元気になっている…なんてことがよくありますよね。

もちろん、奇跡的な回復もありますが、ドラマでは回復が早すぎるケースが多いように感じます。

病気や怪我からの回復には、時間がかかるものです。

特に、重篤な状態だった場合は、リハビリテーションが必要になることもあります。

医療ドラマは、ストーリーをスピーディーに進めるために、

患者さんの回復を早めているのかもしれません。

しかし、現実の医療現場では、患者さんの回復には、

医療従事者の献身的なケアと、患者さん自身の努力が不可欠です。

よりリアルな医療ドラマを制作するためには、

患者さんの回復過程を丁寧に描写し、

リハビリテーションの重要性を伝えることが重要です。

また、患者さんの心理的なケアも、回復には欠かせません。

医療従事者が、患者さんの不安や苦しみに寄り添い、

精神的なサポートをすることで、患者さんは安心して治療に専念することができます。

Dr.X のようなスーパードクターは存在するのか?

医療ドラマには、卓越した技術と知識で、

どんな難しい手術も成功させるスーパードクターが登場することがあります。

ドラマの世界ではおなじみの存在ですが、

現実に「私、失敗しないので」と言える医師は、なかなかいないでしょう。

もちろん、高度な技術を持つ医師は存在しますが、

完璧な医師はいません。

医療は、常にリスクが伴うものであり、

どんなに優秀な医師でも、失敗する可能性はあります。

医療ドラマは、スーパードクターを登場させることで、

視聴者に夢と希望を与えようとしているのかもしれません。

しかし、現実の医療現場では、チーム医療が重要視されています。

医師だけでなく、看護師や薬剤師、理学療法士など、

様々な専門家が協力し、患者さんの治療にあたります。

よりリアルな医療ドラマを制作するためには、

スーパードクターだけでなく、チーム医療の重要性を描写することが重要です。

また、医療現場の倫理的な問題や、医療ミスについても、

積極的に取り上げることで、医療ドラマのリアリティを高めることができます。

まとめ:医療ドラマはエンタメとして楽しもう!

医療ドラマには、現実とは異なる描写がたくさんありますが、

それはあくまでエンターテイメントとして割り切って楽しむのが大切です。

医療ドラマは、視聴者を引きつけるために、

ストーリーをドラマチックに演出したり、

登場人物を魅力的に描いたりしています。

しかし、それが現実の医療現場と異なる場合があることを、

理解しておく必要があります。

医療ドラマは、医療従事者の仕事の厳しさや、

患者さんの苦しみなどを伝えることができる、

貴重な機会でもあります。

しかし、ドラマの内容を鵜呑みにせず、

批判的な視点を持って視聴することが重要です。

看護roo!や看護求人ガイドなどを参考に、医療現場のリアルを知るのも面白いかもしれません。

医療ドラマをきっかけに、医療について学び、

医療従事者への理解を深めることができれば、

それは素晴らしいことだと思います。

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